外装塗装
標準的サイクルは12年程度です。
一般的に高層建築物の方がサイクルは短くなります。
足場仮設の関係から、10~12年サイクルを設定すべきです。
屋根防水
アスファルト防水等は、一般的に10年保証となっています。 標準的なサイクルは、
露出防水で10~12年、コンクリート押エ工法では18~20年です。
雨漏りが発生すれば部分補修を行います。 部分補修が管理上大変になった時に全面
改修を行います。
雨漏りの発生も無いのに改修工事を行うのは間違いで、資金の無駄遣いになります。
鉄部塗装
外気に晒されているものは4年とします。 塩害のある所は3年としますが、錆の発生
は避けなければなりませんので、錆が発生した時点で塗替え時期となります。
給排水管
既設管の仕様により、改修時期は大きく異なります。 1975年頃までは亜鉛メッキ
鋼管を使用していました。 これは15年位で交換時期となります。
現在ではほとんどライニング鋼管を使用していますので、修繕時期は25年以上を
設定出来ます。 修繕時期は漏水の部分修繕を行い、全面改修の時期は慎重に決
める必要があります。 |